ココロの皮むき

産業カウンセラーが学んできたことを書くブログ

心がショックを受けた時はコーピングマントラを唱えよう

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できればどんな時も泰然自若でいたいもんです。。。
 
こんにちは。どいつよしです。
 
 
ブログやSNSで他人の投稿を見て、「自分より輝いている」と思ってショックを受けたことはありませんか?
 
 
特に距離が近い人ほどショックが大きかったりしますよね。
 
 
ショックを受けた後、「それに比べて私は・・・」と足りないところばかりに目が向いてしまい、「私はこのままでいいのだろうか」とか「何もできてない自分はなんてダメなんだろう」などと、自己否定のスパイラルにはまってしまいます。
 
 
そんな時は、コーピングマントラを唱えるといいですよ。
 
 
コーピングマントラは「落ち着く言葉」という意味です。アンガーマネジメントの分野では有名で、怒りを感じた時に繰り返し唱えることで、衝動的な行動を防げると言われているんです。
 
 

先日こんなことがありました・・・

海外で働いている仲の良い先輩が、ご家族でテーマパークに遊びに行った写真をSNSに投稿されていたんですね。
 
 
それを見た僕はショックを受けてしまい、「僕はこのまま独身でいいのだろうか」「先輩に比べて僕はなんて怠け者なんだ」と足りないところ探しが始まったことがあったんです。
 
 
その時に、コーピングマントラのことを思い出し、自分が落ち着ける言葉を繰り返し唱えてみたところ、足りないところ探しを止めることができたんです。
 
 
それまでは、ズッポリ足りないところ探しにハマってしまうか、必死に抗って「足りているところ探し」をしてエネルギーを消耗していたのですが、あの出来事で、コーピングマントラは心がショックを受けた時にも使えるなと思いました。
 
 

なぜコーピングマントラが良いのか?

心がショックを受けた直後というのはネガティブ思考にグンと振れやすく、冷静になるまでに時間がかかるんです。
 
 
そこで、コーピングマントラ機械的に唱えることで、ネガティブ思考に振れやすい時間をやり過ごすことができれば、足りないところ探しを続けずに済みます。
 
 
グンとネガティブに振れているのをポジティブに引っ張ろうとして、エネルギーを消耗することもなくなります。
 
 
そして冷静になれば、ショックを受けるまでは全く気にしていなかったことを気にしていたということがわかり、「そのことは今は問題にするもんじゃないな」と距離を置くことができます。
 
 
距離が置ければ、今の自分が本来するべきことに戻れますよね。
 
 
これからは、心がショックを受けた時は機械的にコーピングマントラを繰り返し唱えていくことを習慣付けていきたいなと思いました。
 
 

どんな言葉が良いのか?

ちなみに僕のオススメのマントラ
 
 
「ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛してます。」
 
 
です。
 
 
これは、ホ・オポノポノという数百年も前からハワイに伝わる問題解決の方法でよく使われている言葉です。
 
 
この言葉を唱えることで、僕たちが知らずしらずのうちに身につけてしまっている、固執する心、思い込み、先入観、偏見などの記憶を手放していくことができるのだそうです。
 
 
なにも考えず機械的に唱えるだけで効果があるということで、その手軽さも気に入って使っています。
 
 
ホ・オポノポノについて、もっと詳しく知りたい方は本も出てますので、読んでみていただくといいかなと思います。
 
 
 
コーピングマントラはオポノポノの言葉に限らず、自分に合ったものにすることが大切です。
 
 
もし、どうしても言葉が見つからない場合は、落ち着けるイメージを描くという方法もあります。
 
 
僕は奈良の大仏や、冬の日本アルプス、好きな女性タレントをイメージするかなぁ。
 
 
ぜひ、あなたも自分のお気に入りのコーピングマントラを見つけて、心がショックを受けた時に繰り返し唱えるようにしてみてくださいね。