怒りの感情のおかげで私たちは存在しているのかもしれないということ
こんにちは。どいつよしです。
怒りの感情に対してネガティブな捉え方をしている人は多いと思います。
僕もアンガーマネジメントを学ぶまではそうでした。
怒りの感情を誰かにぶつけることまではいってなくても、怒りの感情が出た自分に対して「こんなことで怒っている自分はダメだな」と自責の念にかられることも多かったです。
だから、アンガーマネジメントを学んで「怒りは人間にとって自然な感情の1つ、怒りのない人はいないし、なくすことも不可能」と知った時は、とても気持ちが軽くなったことを覚えています。
それと、怒りの感情が私たちが生き残るためには必要だったということを知ることができたことも、怒りに対する捉え方を変える、もうひとつのきっかけになったと思います。
今回は、その「怒りの感情が生き残るために必要だった」ということについてシェアしていきますね。
このように、今の私たちが存在していられるのは、自然界のライバルたちによって自分たちの安全が脅かされることに対して、怒りの感情でもって立ち向かったり、うまく逃げ切ったりしていくことにより、命を守り通してきてくれたからだということがおわかり頂けたと思います。
感想
アンガーマネジメントを学んで、「怒りの感情そのものは悪いものではない」という理由として、「大昔から、自分たちの安全が脅かされることに対しての防衛感情としての役割を果たしてきた」ということがあると知ったことで、納得して「怒りの感情」への捉え方がネガティブからポジティブの方へ変わってきています。
また、怒りは「大昔から、自分たちの安全が脅かされることに対しての防衛感情としての役割を果たしてきた」とわかると、怒りを感じた時に「あ、安全が脅かされているからだ」と気付くこともできるようになるし、身近な人が怒りの感情を抱えている時は「何かしらの安全が脅かされているんだな。さて、それは何だろう?」と理解しようとすることもできるようになるのではないでしょうか。
怒りの感情への捉え方が変わることで、怒りの感情を抱えた人に接する態度も変わっていきそうです。
アンガーマネジメントについてはこちらもどうぞ
参考文献・HP
『安藤俊介 著 アンガーマネジメント入門 (朝日文庫)』
『戸田久実 著 アンガーマネジメント 怒らない伝え方』
『嶋津良智 著 怒らない技術 (フォレスト2545新書)』