怒りをコントロールするコツは期限を付けること
こんにちは。どいつよしです。
今回は久しぶりにアンガーマネジメントについて書きたいと思います。
以前、6つ数えてアドレナリンがピークに達する時間をやり過ごす、という記事を書きました。
これがアンガーマネジメントの基本だといわれています。
しかし、怒りのもとによっては、6つ数えても全然アドレナリンが収まる気配がない。取り返しのつかないことをしてしまいそうだっていう時もあるのではないでしょうか。
そういう場合にはどうすればいいのかな?
そういう疑問が湧いてきました。
『怒らないこと』の著者、アルムボッレ・スマナサーラさんは
「6つ数えてもダメな時は、そのまま数え続けなさい。100でも200でも数えなさい」
と本に書かれてあったと記憶していますが、それもひとつのやり方です。
でも、忙しい日常において、ひたすら数え続けるというのもなかなか難しい。
ということで、いろいろ調べていたら、よさそうなものを見つめました。
それは、『期限付きで怒る』という方法。
教えてくれたのはこの本、
山富浩司さんの『引き寄せの公式2』です。
この本は『引き寄せの公式』の続編で、「心で思っていることは全部引き寄せられる」という前提のもと、日頃から心がけると「良い引き寄せが起こる」ものが紹介されています。
期限付きで怒るとは?
期限を付けて怒るというのはどういうことかというと、
例えば、
「くっそ! 腹が立つ! 5分だけ」
というような具合で、怒りの感情を言葉にして、さらに制限時間を付け足して言う。
5分でなんとかなりそうにない怒りだったら、
「ぬお〜!!なんだとこらぁ〜!!腹たつぅ〜!!! 30分だけ」
と、制限時間を少し長めにしてみる。
こうすることで、不思議とそのくらいの時間で怒りが収まってくるのだそうです。
また、制限時間できっちり切り上げるためには、スマホなどを使ってタイマーを設定して、アラームを鳴らすようにすると良さそうです。
感想
僕の尊敬する先輩が時間の使い方が上手で、
「今から〇〇時までに〇〇する。」
というように、先に時間を区切って、仕事をし、時間がくると、一旦そこで切り上げる。というのをやっていたのですが、それを怒りの感情のコントールに応用したようなものだと思いました。
先に時間を区切って、怒りをしっかり感じて表現して外に出し、時間がくると一旦そこで切り上げる。という感じですね。
フタで抑えようとすればするほど、圧力が高まります。抑えきれなくなったらもう大変。エライことになるのが目に見えます。
それよりも、時間を決めて、その間だけはフタを取った状態になることを許し、あえて出させることで、後々まで怒りを引きづることが少なくなるのだと思いました。
怒りの感情のコントロールのやり方のひとつとして覚えておこうと思います。