ココロの皮むき

産業カウンセラーが学んできたことを書くブログ

心理学を用いて脱ペーパードライバーを達成した話②〜バック駐車に慣れる〜

ペーパードライバー講習へ行き
16年ぶりに車の運転を再開した僕。
 

 しかし、

どうしても乗り越えないと
いけない大きな課題がもう一つ。
 
それは、
 
バックでの車庫入れ及び駐車。

 

16年前はほんとに苦手で、
ほとんどできないまま。
 
でも、
運転を再開したからには、
必ずバックで駐車しないと
いけない場面がきます。
 
というより、
職場の車の停め方は、
バック駐車。
 
ほとんど
必須の課題であるわけです。
 
バック駐車の課題を克服するべく
今回も行動療法の考え方を
用いていくことにしました。
 
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今回も行動療法を応用

前回も書きましたが、
僕が用いたのは、
心理学の行動療法の考え方。
 
行動療法の考え方の中でも、
「不安が先に立って行動できない時、
少しずつ段階を経て克服していく」
やり方を取り入れることにしました。

コツとしては、
「不安が少なくてすむ行動である」
「すぐにでも行動できるものである」
「誰かの助けを借りれるものである」
こと。
 
それを踏まえて計画したことは、
 
1.教習所へ行って練習
2.家族に助手席に乗ってもらって練習
3.職場の先輩に助手席に乗ってもらって練習
 
の3段階でできるようになっていくことです。
 

教習所へ行く

やっぱり一番不安が少ないのはこの方法。
ペーパードライバー講習の利用です。
 
今回も高知中央自動車学校に
お世話になりました。

 
教官に細かく指導をしてもらいながら
何度も繰返し練習を行いました。
 
失敗しそうになると
教官がブレーキを踏んでくれるので
安心です。
 
教官の豊富な知識の下で、
いろんな状況下でのバック駐車を
練習することができました。
 
僕はバックで侵入する際に、
隣のエリアとの境目の角に
寄せ過ぎる傾向があるとのこと。
 
もう少し余裕を持つようにと
アドバイスを頂きました。
 
1時間5000円少しの受講料は、
16年ぶりにバック駐車を行おうとしている
僕にとっては価値の高いものでした。
 

家族に手伝ってもらう

ペーパードライバー講習で
バック駐車への最初の一歩を踏み出したら、
 
次は運転歴15年の妹にお願いをして
練習に付き合ってもらいました。
 
家の近所にあるマルナカの駐車場を
邪魔にならない程度に使わせてもらい、
 
何度も何度も繰返し、
練習を行いました。
 
教習所で指摘されていた、
寄せすぎる癖が出ていると、
 
妹に厳しく指導されます。笑
 
父親譲りの正確性を僕よりも
濃く受け継いでいるとあって、
 
ハンドルを切るタイミングや、
駐車スペースにキレイに収める
微調整の仕方を
 
教えてもらいました。
 
そして何より、
隣に信頼できる人物がいるということで
安心して練習を重ねることができました。
 

先輩に手伝ってもらう

妹に手伝ってもらって
数十回と練習を重ねていくと
だいぶ自信がついてきました。
 
そこで、
職場の先輩に隣に座ってもらい、
バック駐車の練習に付き合って
もらうようにし、
 
実際に公用車を使って、
職場の敷地内で行いました。
 
何度か練習してから先輩に
「問題ない。大丈夫やと思う」
と言ってもらえて、
 
次に踏み出すきっかけができました。
 

最後に

いかがでしたが?
 
今回は、
行動療法の考え方を応用して
段階を追って練習していき、
バック駐車ができるようになるまでを
お伝えしました。
 
教習所からはじめて、
僕のできるところまでを
何度も練習してきて
 
バック駐車のコツを掴み、
バック駐車への恐怖心もほとんど
無くなりました。
 
今では、
バック駐車で狙ったスペースに
一発でキレイに収めることを
目標にするまでになっています。
 
行動療法の考え方の応用した
段階を追って進める練習は、
バック駐車が苦手な方に、
オススメしたい方法のひとつです。
 
ぜひ、
このブログの記事をもとにして、
試してみて下さいね。
 

合わせてどうぞ 

 

行動療法の参考にした本