ココロの皮むき

産業カウンセラーが学んできたことを書くブログ

【コロナに負けるな】たった5分笑えば免疫力がアップするという嘘のようなホントの話

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手を挙げろ!!…っていうか これバナナやん!!

 

 

こんにちは どいつよしです。

 

毎日コロナコロナコロナ、目を閉じて耳を塞がないと嫌でもコロナに纏わる情報が入ってきてしまう日々。

 

いかがお過ごしでしょうか。

 

コロナウィルスに対する効果的な治療法が確立されていない現在、ひとりひとりの感染予防の徹底と免疫力のアップが求められています。

 

免疫力のアップには、食事・睡眠・運動がまず挙げられますが、それに加えて僕がオススメしたいのは「笑うこと」です。

 

今日はそのことについて書いていきますね。

 

 

なぜ「笑うこと」が免疫力アップに繋がるのか?

笑うことが免疫力アップに効果的なのは心理学の世界では有名で、1991年に日本笑い学会副会長で医師の昇幹夫さんが、「吉本新喜劇の鑑賞でがん患者の免疫力が向上」という実験結果を報告しています。

 

それによれば、吉本新喜劇を鑑賞した後で採血を行い、血中のNK(ナチュラルキラー)細胞の活性度や免疫システムのバランス力の変化を調べたところ、参加者の7割の人にNK細胞の活性度の上昇が見られたのだそうです。

 

ちなみにNK細胞とは、私たちの免疫機能にとって欠かせない存在で、文字どおり生まれつきの殺し屋。

 

そして、全身をパトロールしながら、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃し排除する役割を担っています。(参考:ヤクルト中央研究所の健康用語集 )

 

例えて言うなら、鬼殺隊(by鬼滅の刃)のような感じ。がん細胞やウィルス感染細胞が鬼、NK細胞は炭治郎や義勇。ただ、鬼殺隊は生まれつきの殺し屋ではないのでそこは違いますが。。。

 

また、免疫システムのバランス力も基準値より低すぎる人は高く、高すぎる人は低くなるという、程よい免疫バランスに整う傾向が見られたのだそうです。

 

免疫システムのバランス力は低すぎても高すぎても、私たちの体に悪い影響を与えてしまうとのこと。バランスが整うことで病気から身を守ることができるようになるということなのです。

 

アメリカではNK細胞を点滴で投与してコロナウィルス治療へ用いる試験が始まっています。鬼滅隊のメンバーを外部から体内へ派遣させて鬼を退治してやろうということです。

 

「義勇とひとつになりたい♡」という少女の願いが叶う日もそう遠くないのかもしれません。(どこの少女やねん!)

 

、、ということで、笑うことがNK細胞を活性化して免疫バランスを整えることに繋がり、コロナウィルスに感染しにくい体になるということがおわかりいただけたかと思います。

 

 

5分笑えば免疫力がアップする!

昇さんは、「わずか5分間笑うことでNK細胞は活性化するが、注射による活性化には3日も要するそうである。」と述べています。

 

ということは、毎日の食事・睡眠・運動に加えて、一日たった5分の笑いの時間を習慣づけることで、さらにコロナウィルスに抗える強い体になっていくことができるということが言えますよね。

 

僕はYou Tubeで好きなお笑い芸人の動画を観ることが多いです。最近のお気に入りは、関西電気保安協会のCM「ある日突然関西人になってしまった男の物語」シリーズです。

 


全編:ある日突然関西人になってしまった男の物語|関西電気保安協会【公式】

 

ネット上でかなり話題になっていますが、僕は人生の半分を関西で過ごしていたので、CMの中で必ず登場してくる"関西あるある"が面白くて何度観ても飽きません。同じところで笑ってしまいます。

 

ただ、この動画は約3分くらいなので、もう一回リピートしないといけないのが唯一の欠点です。

 

笑いヨガもオススメです。こちらもYou Tubeにインストラクターの方が動画を上げていらっしゃいますので、興味があれば【笑いヨガ】で検索してみてください。

 

 

MK細胞の弱点はうつ状態

またまた昇さんの受売りになりますが、MK細胞はうつ状態になると活動が弱まることもわかっています。

 

阪神淡路大震災の後、神戸で被災した人々のNK細胞の活性力が著しく低下し、震災後1年を過ぎても低いままであったとのことです。

 

 

とにかく笑おうとしてみよう

コロナ禍の今、私たちは様々なネガティブな感情に心を支配されやすい状態になっています。ネガティブな感情にとらわれて、ストレスをじょうずにコントロールできない状態が続くと、うつ状態になる危険性が高まります。

 

うつ状態になる危険性が高まるということは、免疫力が下がりコロナに感染するリスクも高まるということになります。

 

うつ状態になったうえにコロナに感染するというダブルパンチによるダメージは想像を絶する苦しさだと思います。

 

だからこそ、うつ状態にならないようにするためにも「笑う」ことは大事なのです。

 

僕の心理学の師匠の日本メンタルヘルス協会の衛藤先生がこう言っていました、

 

「笑えないのではない。笑おうとしていないのだ。」

 

ニュースを見て最新の情報を得るのも大切なことですが、それと同じ分だけ「笑う」ということを積極的に自発的におこなっていきましょう。

 

 

参考にしたサイト 

笑いの免疫機能・ストレスへの作用について | 健康長寿ネット

 

幹細胞由来NK細胞点滴をコロナウィルス治療に | 再生医療 | 医師ブログ | アヴェニューセルクリニック

 

 

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www.kokoronokawamuki.com