ココロの皮むき

産業カウンセラーが学んできたことを書くブログ

人生の「谷」にいる時に知っておくと気持ちが楽になる!がばいばあちゃんの言葉

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かぜのたにのぉ〜♪ ナウ〜シカ〜♪


風の谷のナウシカの歌の、「かぜのたにのぉ〜♪」の「のぉ〜」を上げる方が、僕は好きです。


どうも、こんにちは。どいつよしです。


今日のお話しはナウシカではなく、【谷】についてのお話しです。


ジブリファンの皆さん期待に添えなくてごめんなさい。


では、さっそく本題にはいっていきましょー。
 

人生、山あり谷ありって言いますよね。
 

そして、
 

山=良いとき
谷=悪いとき
 

という印象ですよね。
 

イメージの悪い「谷」ですが、谷だって悪くないなって思える、素敵な考え方をシェアしたいと思います。
 

この考え方を教えてくれたのは、タレントの島田洋七さん。
 

1980年の漫才ブームを牽引した漫才師でもあり、大ヒットした『佐賀のがばいばあちゃん』の作家としても活躍しています。
 

1980年に沸き起こった漫才ブームは、それはそれは面白いほどお金が入り、女性にもモテまくり、贅沢し放題だったそうです。
 

でも、さんまさんやたけしさんの「ひょうきん族」が始まると、次第に主役の座を取られるように。あっという間に人気は急降下。
 

洋七さんは精神的な理由で休養を余儀なくされます。
 

この時にばあちゃんのもとに帰る時があり、その時にこう言われたんだそうです。
 

山の頂上は空気が薄いし、
食べるもんも無いから、あんなところにずっとおれるわけがない。
 

たまには谷に降りて来て、
ゆっくり休んでしっかり食べることも大事や。
 

と。
 

ラジオで話されていたことを急いでメモに取ったので、正確でないところがありますが、この言葉を聞いて洋七さんは、とても気持ちが楽になったんだそうです。
 

洋七さんは休養が明けてからも『がばいばあちゃん』のヒットまで、かなりご苦労されるのですが、人気が一気に無くなって失意のどん底にいる時のばあちゃんの言葉があったからこそ、諦めずに頑張り続けることができたのではないかと思いました。
 

人生山あり谷あり
されど谷とて悪くはない
谷にはきれいな川があり
魚がいるし 動物もいる
そして人も住んでいる
谷はええとこ一度はおいで
 

とキレイにまとめてみました。


もし、今、まさに「谷」にいるという人は、英気を養うこと、ゆっくりすること、体力をつけることなどを優先してみてはいかがでしょうか。
 

再浮上の為のエネルギーが早く充填されるので、チャンスが来たときにすぐに掴むことができる、ということになりそうです。
 

谷は決して悪い場所ではない。ナウシカも風の「谷」に住んでいますしね。
 

今日の記事で少しでも、人生の「谷」に対するイメージが良くなれば嬉しいです。


PS:「かぜのたにのぉ〜♪」の「のぉ〜」を下げる方も、けっこう好きだったりします。
 

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